野田洋次郎は不細工じゃない!~RADWIMPS/絶体絶命~

いきなり失礼なタイトルですみません。
でも、一言断っておきますが、私は本気で不細工だと思ってません。全く。
雰囲気があって、実はすごく好きな感じの人です。(一般的に全く同意されませんが…汗)
最近の男の子はなんかこう、きれいな子が増えましたよね。
いいことなんですけど(笑)、みんな似たような感じでちょっとつまらないと思っている煌砂です!こんばんは!


さて、今日のエントリは…。
先月の地震の影響なのか、買ってからずっと発送されていなかったRADWIMPSの最新アルバム「絶体絶命」。
実はちょっと前に届いていたのですが、今頃のそのそと聴いております。

絶体絶命(初回生産限定仕様)
EMIミュージックジャパン
2011-03-09
RADWIMPS

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初回盤は「透明仕様」で、ジャケットのアートワークだと思っていたぐちゃぐちゃした黒い部分は、実は全部の歌詞カードが重なり合って見えているというもの。
凝ってるなぁ…と思いながら、若干嫌な予感(笑)

…予感的中、この透明の歌詞カード、非常に見辛いです。
高校時代に大好きだったバンドも透明の歌詞カードのCD出してたので何となく予想がついていたけど(笑)
うっかりするとケースから滑り落ちるし、その時に静電気で床に落ちてる埃とか髪の毛とかくっつくし…。(←前述のバンドのCDですでに経験済・笑)
何より、白い紙などを後ろに挟み込まないと歌詞が読めない(汗)

RADWIMPSはほとんどTVに出ないらしいので、私が彼らの存在を知ってからかれこれ5年になりますが、一度もTVで見たことがありません。
(CDリリースの時のCMは見たことあるんですけど、それには彼らは出てきていないはず)
実際に動く彼らを観たけりゃライブに行くしかないらしい。

そんな彼らのことを何と言って紹介しようか迷ったんですけど、決めました。
えー。ごほん。

「(おそらく)日本一歌詞カードの文字が小さいバンド」です(笑)

どういうことかと言いますとね、1曲あたりの歌詞(言葉)の字数が異常に多いんです。
歌詞カードって外枠の大きさ決まってるじゃないですか。
で、そこに異常なほどの情報量を誇る歌詞を載せようとすると、どうなるか。
…字を小さくするしかないですよね(笑)

今回も、相変わらずすごい量の歌詞の曲がちらほらあります。
ボーカルの野田さんがすべての歌詞を書いているのですが、彼の書く歌詞は、脳内の思考を全部そのままアウトプットしたような、独特な歌詞です。

…って、さらっと読み飛ばしてしまいそうなことなんですが、「脳内の思考を全部そのままアウトプットする」って、実はすごいことなんですよ!!(実際彼の歌詞がそうやって書かれているかは別にして…)

ためしに、今考えてることを全部そのまま声に出してみてください。
(怪しい人になるので、是非おひとりの時に試してみてくださいね・笑)
めくるめくスピードでぐんぐん思考が組み立てられて、言葉が追い付かなくなりませんか?

これ、私は高校生の時に家で一人でやってみたことがあるのですが、とてもじゃないけどできませんでした(暗い子…)

で、今回のアルバム。
私は「新境地に進もうとしているのかな」という気がしました。
それとも、ちょっと遊んで(いろいろ試して)みたかったのかな?

前作の「アルトコロニーの定理」は、前々作「RADAWIMPS4~おかずのごはん~」の世界観に近かった印象があるのですが、今回のアルバムは「らしくない」アレンジの曲がちらほらあったり、全編英詩の曲がなかったり。

RADWIMPSと言えば、おそらく彼らを知っている方が一番にイメージする音って、「おしゃかしゃま」や先行シングル「DADA」みたいな、攻撃的なミクスチャーロックの音じゃないかな、と思います。

この曲を聴いたときは、かっこいいなとは思いましたけども、新しいな、とは思わなかった。
強いて言えば、ちょっとがなる感じのボーカルになったかな、ぐらいで、彼らの代表イメージの通りの、カッコいい曲。
もちろん、こういうテイストの音楽をやっている人たちの中では、おそらく今の日本で一番いいバンドだと思いますし、この曲に否定的な思いは一切ありません。

が、その次のシングル「狭心症」を聴いて、こりゃやべえな、と。
次のアルバムはきっと濃いアルバムになるな、と思ったわけです。

まず、PVからしてあからさまにダークですよね(笑)
ちょっとIQ高そうな、ひねくれた感じの意地悪さやシニカルさは1つのイメージとして持っていましたが(たとえば「セツナレンサ」のPV(かっこいい!)とか)、こんなにストレートにダークなものを出してくるイメージって、私の中にはなかったんです。

ちょっと話はそれますが、このへんから記事冒頭の「今頃聴いてます」につながってきます。
なんかこう、気合入れて聴かなあかんアルバムかな、と思ったんですよね。
「心して聴かねば一気にダークサイドに引きずり込まれるアルバムかもしれん」と若干構えておりました(笑)
で、実際どうだったかと言うと、心構えができてから聴いたからかわかりませんが、心の平静は保てています。
というか、そんなダークなアルバムではなかったです(最後のシークレットトラックで笑わせてくれます)

とにかく、そんな風にしてちょっと構えて聴いてみたこのアルバム。
途中までは、言葉は悪いかもしれませんが、まぁいつも通りのRADWIMPSです。
ボーカルの高音部分の伸びがまたちょっと良くなったかな、とは思いましたが…。

ところが!
中盤から、かなり驚きました。
はっきり感じたのは8曲目「π」ぐらいかな。

この「π」、私のストライクゾーンをすかーーんと抜けて行きました。
ピアノの音から始まるイントロが何とも気分を高揚させる、爽快感あふれる曲。
彼らがこんな感じの曲を作るとは想像もしませんでした。
今までの彼らの曲にはなかったタイプのアレンジだと思います。

曲単体でいうと、このアルバムで一番好きです。

そこから続く9曲目は「G行為」。

eminemっぽい、ダークなトラックのHIP-HOP。
確かにお得意のミクスチャーロックにはHIP-HOPの要素もありますけど、メンバー全員レッチリの大ファンだという情報だったので、まさかこっちに行くとは!と(笑)
中盤~後半の歌詞が川上未映子っぽい。と個人的には思っている。。。
この歌詞すきです。

そして、10曲目「DUGOUT」は、ちょっと違うバンドみたいでした。
ギターがぺれぺれ鳴るんですよ(笑)
なんかこんなバンドあったなぁ…なんて思いながらも思い出せず、曲に呑み込まれていく感覚。

おっと、放っといたらこのまま最後まで全曲解説してしまいそうになってしまった(爆)
他にも、RADWIMPSらしくはないかもしれませんがいい曲いっぱい入ってます。
もちろん、これぞRADWIMPSの真骨頂!みたいなのもちゃんとあるし。

あとは、曲調もそうですけど、歌詞の内容もちょっと変わったかな、と思います。

私が彼らを知った時、確か野田さんはぎりぎり10代だったんじゃなかったっけ。
それから5年…今ちょうど25歳ぐらいと言う計算になりますね。

20~25歳までの5年間って、一般的に言うと大学卒業して社会人になって…っていう大きなライフスタイルの変化がありますよね。
ミュージシャンになった人がどんな感覚なのかはわかりませんが、おそらく野田さんの周りの友達もみんなそうやって環境も自分も変化していったんじゃないかな、と。
そしてその周りにいる野田さん自身も、変化したんじゃないかな、なんて思いました。

ちょっとフラットに、客観的に自己を見られるようになったというか…。
上手く言えませんけど、なんか世間と折り合いがつく部分をちょっと見つけたのかな、みたいな(笑)
変に丸くなったりとか、そういうことじゃなくてね。

…って、えらそうな感じですが、私もまだまだ青臭いですけどね(笑)
おそらく野田さんのほうがずっといろいろ考えて生きてるんだろうな、と思います(爆)

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この記事へのコメント

2011年04月29日 01:37
1曲目は、かっこいいですね
激しい感じがいいです
他の曲は、全然雰囲気が違いますね
2011年04月29日 01:57
>kazupさん
こんばんは!
このアルバム、今も絶賛パワープレイ中です!

「DADA」がお気に召しましたか?
ハードロックとかメタルとかお好きっておっしゃってたので、こういうごりっとした音がお好きなのはわかるような気がします。

今回のアルバムは、曲調がバラエティー豊かで個人的には好きです。
Amazonのレビューだと、見たところ賛7:否3ぐらいの感じですかね…。
2011年04月29日 03:49
RADWIMPSとても好きです。アルバムやシングル出すたびに(自腹で)チェックしてる日本の若いバンドって今やRADぐらいかな?いつも唸らされてます。今回のアルバムは記事は書いてないですが、インパクトは前作、前々作の時ほどではありませんが、確実に深化してますね。シングル「携帯電話」みたいな歌詞って書けそうで書けないと思います。彼らのライヴ、サマソニで一度観ましたが、演奏上手かった!
2011年04月29日 12:17
>カナさん
こんにちは!
カナさんが自腹とは…
本気度高しですね!(笑)

リリースがスローペースなので、忘れたころに出そうですが(笑)、次回作がすごく楽しみです。

私もライブ観たいなぁ…。

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